2011年04月24日
2009年2月初旬 羊水検査を考える
この記事は回顧録です。
お腹の赤ちゃんの性別を知らせるメールを友人達に出しまくる私
ついでにランチのお誘いも!
悪阻の間は食べ放題のこと、友人達とランチすることなど食べ物の
ことしか考えていなかった私
会う友人、会う友人、開口一番
「え~、ちょっと!痩せすぎ~っ!」
「そんなに痩せちゃって大丈夫なの?」
「本当に悪阻が酷かったんだね・・・」
除々に痩せて行く自分の姿を見ていた私と違って、
友人たちは悪阻前の太っていた私の姿しか知らないのだから
こんな風に心配されても仕方ないし、有り難い
でも、みんなに同じようなことを言われ続けれると、
「私、本当に大丈夫かしら?」とちょっと疑ってみたり
友人達とのおしゃべりはとても楽しいけれど、出産後は超忙しくて
こんな時間は取れなくなるのかな~?と思って、色々な友人と
会いまくっていた妊娠中期
(今、思えば、この頃が一番楽しいマタニティライフでした)
そんな中で、かなり???だったのがKさんとの出会い
Kさんは、大好きというより尊敬に近い思いを持つMさんの友人。
当時44歳だった彼女は、不妊治療を7年間している人で、
高齢妊娠した私の話を是非聞きたいという・・・
Mさんとも会いたかったので、3人でランチ
Kさんが妊娠しないことで同居しているお姑さんからいびられ、
体外受精を何度も試みたけれど、妊娠には至っていないそう・・・
正直、44歳での妊娠の可能性は低いと思うので、焦っているのはよく
分かるけれど、性生活など答え難いことをずけずけと訊いて来るKさん
(初対面なのに失礼だな・・・)と思いながらも、
命が宿る幸せを共有したかったし、高齢妊娠・出産の仲間
を
増やしたかったので、ヨモギ蒸しや陶板浴などで体を温めていた
経験談などを丁寧に話していると・・・
Kさん:「で、羊水検査は受けたの?」
私:「受けてませんよ」
Kさん:「でも、ひーままさんは42歳でしょ?」
「ダウン症とかの確率が上がるじゃない?」
私:「どんな子供でも出産するので、羊水検査は受けなかったんですよ」
Kさん:「でも、ふつ~、その年齢なら受けるでしょ?」
私:(貴女の普通と私の普通は違うの!)
「他の人がどうであれ、私にとっては全く必要ないんですよ」
「羊水検査で破水するリスクもありますし・・・」
Mさんがゴメンネという顔をしている・・・
Kさん:「え~、でも~!」
私:(だから何よ?)
Kさん:「普通、40歳を超えると・・・」
「それに、ひーままさんは20週を超えているし・・・」
私:(何が言いたいの?もう中絶できない周期ってこと?)
私:「あの~、逆にKさんは羊水検査を必ず受けるんですか?」
Kさん:「ええ、もちろん!」
私:「何のために受けるんですか?」
Mさんが頷いた
Kさん:「えっ?胎児に異常があるかないかを知るため・・・」
私:「仮に異常があったらどうするんですか?」
Kさん:「そりゃ~、場合によっては中絶とか・・・」
「だって、障がい児なんか苦労するじゃない・・・」
私:「私は障がい児を育てることが必ずしも苦労とは思っていないんですよ」
Kさん:「え~?だって私達、年齢も高いし・・・それでなくとも・・・」
私:「価値観の違いですよ。障がい児を育てることが大変と思って羊水検査を
受ける人もいていいし、私のような人もいていいんだと思いますよ」
K:「でも、でもっ!」
あとは聞いていなかった私・・・
このまま話していても平行線だと思うと、必ずシャッターが降りるのです
(色々な価値観や考え方があっていいんだよ!)
(だいたいお姑さんへのリベンジのために子供が欲しいなんていう
自分主語だけでいたら、お空から見ている赤ちゃんに嫌われちゃうよ!)
などと、目の前のコーヒーカップと心の中で会話をしていました
その間、Mさんはず~っとに申し訳なさそうにしていて・・・
別れ際に妊婦菌が欲しいと、私のお腹をなで回したKさん
Mさんが触った時には動いた赤ちゃんも、Kさんの時はダンマリ・・・
この子もママ譲りの白黒人間だわ~
「今日の有り難い」
スーパーで岩手産の切りこぶが売っていたこと!
油揚げと炊いて、我ながら美味しく出来たこと!!
三陸の漁業は壊滅的な被害が出ていると聞いているので、
昔から食べて来た三陸の味を、こんなに早く味わえるとは
思っておらず、本当に嬉しかった!!!
「ひーまま特製切りこぶと油揚げの炊いたん」
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