2012年12月11日
宿命と運命
前回の記事の続きです。
トラムの中で『置かれた場所で咲きない』
(渡辺和子著)を読み進めて行くと、
「例えばわが子が障がいを持って生まれてきた」
という文章が・・・
はい!はい!わたくしのことです
「他の子ができることも、自分の子にはできない。
『どうしてこの子だけが・・・』と思う。(中略)しかし、
いくら悲しんだところで、わが子の障がいがなくなる
わけではない。その深い悩みは消えることはありません。
この現実は変えることはできない」
(中略)
「変えられないことをいつまでも悩んでいても仕方
ありません。前に進むためには、目の前にある現実を
しっかりと受け入れ、ではどうするかということに思いを
馳せること。悩みながら受け入れながら歩いていく。
そこにこそ人間としての生き方があるのです」
トラムの中で、何度も何度も大きく頷いていた一節です
(変な日本人って、思われたかしら?
)
私が常々思っているWhy? Why?と嘆いている間が
あるのなら、Howを探した方がお得
を、私にとって
実に分かりやすい事例で示してくれていたからです。
全くのダークホースだった香港への赴任も、
ある程度予想していたダウン症児の母も、
「な~んで、私がこんな目に遇うの~
」と思うよりも、
香港という特殊性を生かして色々やってみよう
ダウン症児の育児は、やりがいがありそう
と、捉え方(アングル)を少し変えるだけで、
人生は大きく変わってくると思うのです。
他にも、ダウン症の捉え方として、
・障がいや疾患があっても生まれて来てくれたことに感謝!
・出来る出来ないということより、存在の大切に目を向ける!
・The Child with Down Syndromeと英語で書く
ように、ダウン症のある子として見る!
など色々あると思います
まぁ、ダウン症児はもともと好きだったこともあって、
こんな捉え方も出来ていたのだと思います
でも、香港在住となることは、かなりのショックで・・・
ここ5年間で最大のショック
だったかな?
でも、そんな時に思い出したのが・・・
脳みそ双子の大親友
(彼女の言わんとすることが、
いつも手に取るように分かる友人)と意気投合した
「宿命と運命のちがい
」
私達の考える宿命は、
「お腹に宿った時から持っているもの。だから宿命。
そして、自分の力では変えられないもの」
それに対して、運命は
「自分自身の見方、感じ方、行動の仕方で変えられるもの」
渡辺和子さんが書かれている「境遇を選ぶことはできないが、
生き方を選ぶことはできる」とほぼ同じ捉え方です。
大親友もこの本を読んでいたら、私と同じ所で頷いているでしょう
彼女は言っていなかったけれど、私自身は
「高齢出産」、「ダウン症児の母」、「香港在住」などの
目には見えない私だけのテーマを首から下げて、
(襷をかけて?)この世に生まれて来たのではないかな~
と、薄ぼんやりと思っています
それが私の宿命のイメージです
そんなイメージ(妄想?)をしながら、
今日もトラムの小旅行をしていた訳ですが・・・
こんな風にわざと時間を創って、老眼の目に鞭打って、
読書をしたり英語の勉強をするのも、愛おしい娘のため
そして、その娘の母としての自分のため
おひーさまあってのHOW探しの旅なのです
同時に、おひーさまに万が一のことがあったら、HOWどころ
ではなく、WHY? WHY?を繰り広げ、「宿命と運命のちがい」も
何も関係ない私が現れるのだろうな・・・と東日本大震災から
1年9か月目の今日に思うわたくしもおります
「ここ数日の幸せ
」
香港はここ2週間、全く晴れなかったのです。
「まぁ、よくこんだけ降るわ~!」と感心していて・・・
3日前からようやくお天気に!洗濯大会ができることや
お布団を干せることに感謝!太陽の香りって最高!!

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トラムの中で『置かれた場所で咲きない』
(渡辺和子著)を読み進めて行くと、
「例えばわが子が障がいを持って生まれてきた」
という文章が・・・
はい!はい!わたくしのことです

「他の子ができることも、自分の子にはできない。
『どうしてこの子だけが・・・』と思う。(中略)しかし、
いくら悲しんだところで、わが子の障がいがなくなる
わけではない。その深い悩みは消えることはありません。
この現実は変えることはできない」
(中略)
「変えられないことをいつまでも悩んでいても仕方
ありません。前に進むためには、目の前にある現実を
しっかりと受け入れ、ではどうするかということに思いを
馳せること。悩みながら受け入れながら歩いていく。
そこにこそ人間としての生き方があるのです」
トラムの中で、何度も何度も大きく頷いていた一節です

(変な日本人って、思われたかしら?

私が常々思っているWhy? Why?と嘆いている間が
あるのなら、Howを探した方がお得

実に分かりやすい事例で示してくれていたからです。
全くのダークホースだった香港への赴任も、
ある程度予想していたダウン症児の母も、
「な~んで、私がこんな目に遇うの~

香港という特殊性を生かして色々やってみよう

ダウン症児の育児は、やりがいがありそう

と、捉え方(アングル)を少し変えるだけで、
人生は大きく変わってくると思うのです。
他にも、ダウン症の捉え方として、
・障がいや疾患があっても生まれて来てくれたことに感謝!
・出来る出来ないということより、存在の大切に目を向ける!
・The Child with Down Syndromeと英語で書く
ように、ダウン症のある子として見る!
など色々あると思います

まぁ、ダウン症児はもともと好きだったこともあって、
こんな捉え方も出来ていたのだと思います

でも、香港在住となることは、かなりのショックで・・・

ここ5年間で最大のショック


でも、そんな時に思い出したのが・・・
脳みそ双子の大親友

いつも手に取るように分かる友人)と意気投合した
「宿命と運命のちがい

私達の考える宿命は、
「お腹に宿った時から持っているもの。だから宿命。
そして、自分の力では変えられないもの」
それに対して、運命は
「自分自身の見方、感じ方、行動の仕方で変えられるもの」
渡辺和子さんが書かれている「境遇を選ぶことはできないが、
生き方を選ぶことはできる」とほぼ同じ捉え方です。
大親友もこの本を読んでいたら、私と同じ所で頷いているでしょう

彼女は言っていなかったけれど、私自身は
「高齢出産」、「ダウン症児の母」、「香港在住」などの
目には見えない私だけのテーマを首から下げて、
(襷をかけて?)この世に生まれて来たのではないかな~

と、薄ぼんやりと思っています

それが私の宿命のイメージです

そんなイメージ(妄想?)をしながら、
今日もトラムの小旅行をしていた訳ですが・・・
こんな風にわざと時間を創って、老眼の目に鞭打って、
読書をしたり英語の勉強をするのも、愛おしい娘のため

そして、その娘の母としての自分のため

おひーさまあってのHOW探しの旅なのです

同時に、おひーさまに万が一のことがあったら、HOWどころ
ではなく、WHY? WHY?を繰り広げ、「宿命と運命のちがい」も
何も関係ない私が現れるのだろうな・・・と東日本大震災から
1年9か月目の今日に思うわたくしもおります

「ここ数日の幸せ

香港はここ2週間、全く晴れなかったのです。
「まぁ、よくこんだけ降るわ~!」と感心していて・・・
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Posted by ひーまま (陽満々) at 23:55│Comments(2)
│ダウン症をどう捉えるか?どう伝えるか?
この記事へのコメント
こんにちは。
私もダウン症児の母ですが、ひーままさまの香港生活はとても充実されてるのですね。
日本にいらした時よりおひーさまとの時間やご自身のための時間をゆっくり堪能されてるように感じました。
書かれてないだけかもしれませんが、おひーさまは本当に元気でらっしゃるんですね。
私は毎日何かしら子供の体調不良でいきなり入院も多いし、病院お世話になってばかりですが、これもまた愛しい我が子との大切な時間を頂いたと思って色々トライしているうちに、我が子は病院が怖くなくなり遊び場と勘違いしてるかくらいになりました(笑)。
せっかくなら何でも前向きでいたいですもの。。ですね。
日中の社会問題などもありますがひーままさま、お体気を付けてお過ごしください。
私もダウン症児の母ですが、ひーままさまの香港生活はとても充実されてるのですね。
日本にいらした時よりおひーさまとの時間やご自身のための時間をゆっくり堪能されてるように感じました。
書かれてないだけかもしれませんが、おひーさまは本当に元気でらっしゃるんですね。
私は毎日何かしら子供の体調不良でいきなり入院も多いし、病院お世話になってばかりですが、これもまた愛しい我が子との大切な時間を頂いたと思って色々トライしているうちに、我が子は病院が怖くなくなり遊び場と勘違いしてるかくらいになりました(笑)。
せっかくなら何でも前向きでいたいですもの。。ですね。
日中の社会問題などもありますがひーままさま、お体気を付けてお過ごしください。
Posted by はな at 2012年12月14日 20:12
はなさん
はじめまして!
コメントをありがとうございました。
そうですね・・・日本では仕事が入ったりして
自分の時間を堪能する間がなかったように思います。
また、日本にいた時は療育の日もあれば、プレ幼稚園の日もあり・・・
というに日々がルーティンでなかった分、自分の時間も持ちにくかった
のかもしれません。いずれにしても、トラムでの約40分は今のところ
誰にも邪魔されない私だけの時間です!
確かに、おひーさまは風邪もほとんどひかずに元気に
育ってきています。1歳前に2度手術をしているので、
こんなに元気に育ってくれるとは思っていませんでした。
おひーさまが健康でいることを感謝しなくちゃ!ですよね?
おひーさまも病院のお世話になることが多かったら、
私も、はなさんと同じように、考えたと思います。
そう!そう!せっかくなら、何でも前向きに行きたいものですよね?
持ち前の図々しさを生かして?だいぶ香港での生活にも
慣れて来ました!日中関係では色々ありますが、
これからも香港ライフをEnjyoy!したいと思っています♪
はなさんもお身体をご自愛くださいませ(^-^)
はじめまして!
コメントをありがとうございました。
そうですね・・・日本では仕事が入ったりして
自分の時間を堪能する間がなかったように思います。
また、日本にいた時は療育の日もあれば、プレ幼稚園の日もあり・・・
というに日々がルーティンでなかった分、自分の時間も持ちにくかった
のかもしれません。いずれにしても、トラムでの約40分は今のところ
誰にも邪魔されない私だけの時間です!
確かに、おひーさまは風邪もほとんどひかずに元気に
育ってきています。1歳前に2度手術をしているので、
こんなに元気に育ってくれるとは思っていませんでした。
おひーさまが健康でいることを感謝しなくちゃ!ですよね?
おひーさまも病院のお世話になることが多かったら、
私も、はなさんと同じように、考えたと思います。
そう!そう!せっかくなら、何でも前向きに行きたいものですよね?
持ち前の図々しさを生かして?だいぶ香港での生活にも
慣れて来ました!日中関係では色々ありますが、
これからも香港ライフをEnjyoy!したいと思っています♪
はなさんもお身体をご自愛くださいませ(^-^)
Posted by ひーまま (陽満々)
at 2012年12月15日 18:16

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