2013年04月04日
ダウン症に関する国際座談会
日本に一時帰国する前日、香港ダウン症協会のお誘いで
ダウン症に関する国際座談会(←勝手に名付けました
)に参加しました。
英国の大学の教授達から、香港のダウン症者に関するヒアリング&
シャアリングしたいと申し出があって、それを受けて開かれた会です。
英国からいらしたのは、弟さん(38歳)がダウン症者のL教授と
L教授の同僚でS教授。お二人とも仕事を通して、ダウン症以外の
障がい者とも多く接して来られた方々。
他の出席者は、香港人が2人、米国人が1人の親御さんで、
英国人、香港人、米国人、日本人が揃ったので、
「ダウン症に関する国際座談会」な訳です
こんな風に、すぐに色々な国籍の人が集まるのが香港なのです
私の役目は、日本でのダウン症のサポート環境に
ついてお話しすること!と聞いていたので、
療育センターや親の会の話をしよう!と思っていたところ・・・
流れは、出生前診断のことに
(あ~、やっぱり
)
英国でも頸部浮腫⇒ダウン症という見方があって、
日本で言う所の「命の選別」に繋がらないかという
物議をかまし続けているそうです。
英国ではクアトロ検査が義務付けられていて、その後の羊水検査で、
「陽性」が出た上で出産する場合、国から医療費などの補助は出ない
と、どこかのブログで読んだことがあり・・・
とても気になっていたので(それが聞きたくて参加したというのも噂も)、
その点を聞いてみると、そんなことはなく、あくまでもオプション!
受けるか受けないかは妊婦さんの意思
にゆだねられているとのことでした。
なんだかホ~
まぁ、そりゃ、そうだわね~
香港では、2010年までは年齢によって、
クアトロ検査の値段が違っていたそうで・・・
35歳以上が無料、それ以下は有料だったそうです。
現在は改められたようですが・・・
日本では血液だけで、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー
(ダウン症)の可能性が判る新型出生前検査が4月から
12機関で取り入れられる予定であることを告げると、
S教授:「Oh my dear!」
この検査は確定診断ではないので、「疑陽性」に近く、
結局は羊水検査を受けないとならない旨を伝えると、
「香港と同じ!」ということで、盛り上がったけれど・・・
帰りのMTRで、それって従来のクアトロ検査のことだったのかな?
私の中では、出生前検査というと、今、物議をかましている
「新型検査」のことだったんだけどなぁ~
きちんと確認しなかったことを反省<m(__)m>
まっ、香港の親御さん達とは、また会えるので、今度きちんと確認しよう!
因みに、4月中旬からは時間ができるはずなので、「新型検査」に関する
私なりの意見を書いて行こう
と思っています。
話しは本当に多義に渡って、カテゴリー「人生最低最悪の日々」で
何度もご登場頂いているO医師から「ダウン症児は20歳まで生きられない」、
「将来は肢体不自由になる」と言われたと伝えると、
米国人のBさんが一旦仰け反った後、「really?」と 両手を広げて、
オーバーリアクションで言った姿が、とっても面白かったわたくし
参加者全員で大きく頷き合ったのが、障がいのあるなしは、
Nomal or Abnomalではなく、
Diversity(多様性)だということ
私的には、Diversity =「みんな違って、みんないい
」
なのだと思っています
S教授は、ご自身の経験上、障がい児と障がいのないお子さんの
integrate(統合)教育が本当に重要だ!と仰っていました。
弟さんがダウン症者のL教授は、「ダウン症児は大人しくて育て易い
と言われたけれど、そんなことはなく、いたずらも沢山された」と。
頷きマッハ状態
で、「おひーさまも、おてんばです
」
一同、「うちも」、「うちも」みたいな感じで爆笑
初対面で国籍も時代も違うのに、一つの共通のことで、
こんなに頷き合ったり、笑い合ったりしたのは恐らく始めてでしょう。
こんな機会をくれた香港ダウン症協会とおひーさまに感謝

香港ダウン症協会の本部です。
このロゴマークがお気に入りです。
「昨日の良かった
」
ダウン症児のプレ幼稚園時代のママ達とランチを
しました!子供達はみんな成長していてビックリ!!
会の運営などでも協力し合って来た戦友?との再会は
格別で、友情って大切だな~と改めて思いました。

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ダウン症に関する国際座談会(←勝手に名付けました

英国の大学の教授達から、香港のダウン症者に関するヒアリング&
シャアリングしたいと申し出があって、それを受けて開かれた会です。
英国からいらしたのは、弟さん(38歳)がダウン症者のL教授と
L教授の同僚でS教授。お二人とも仕事を通して、ダウン症以外の
障がい者とも多く接して来られた方々。
他の出席者は、香港人が2人、米国人が1人の親御さんで、
英国人、香港人、米国人、日本人が揃ったので、
「ダウン症に関する国際座談会」な訳です

こんな風に、すぐに色々な国籍の人が集まるのが香港なのです

私の役目は、日本でのダウン症のサポート環境に
ついてお話しすること!と聞いていたので、
療育センターや親の会の話をしよう!と思っていたところ・・・
流れは、出生前診断のことに

(あ~、やっぱり

英国でも頸部浮腫⇒ダウン症という見方があって、
日本で言う所の「命の選別」に繋がらないかという
物議をかまし続けているそうです。
英国ではクアトロ検査が義務付けられていて、その後の羊水検査で、
「陽性」が出た上で出産する場合、国から医療費などの補助は出ない
と、どこかのブログで読んだことがあり・・・

とても気になっていたので(それが聞きたくて参加したというのも噂も)、
その点を聞いてみると、そんなことはなく、あくまでもオプション!
受けるか受けないかは妊婦さんの意思

なんだかホ~

まぁ、そりゃ、そうだわね~

香港では、2010年までは年齢によって、
クアトロ検査の値段が違っていたそうで・・・

35歳以上が無料、それ以下は有料だったそうです。
現在は改められたようですが・・・
日本では血液だけで、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー
(ダウン症)の可能性が判る新型出生前検査が4月から
12機関で取り入れられる予定であることを告げると、
S教授:「Oh my dear!」
この検査は確定診断ではないので、「疑陽性」に近く、
結局は羊水検査を受けないとならない旨を伝えると、
「香港と同じ!」ということで、盛り上がったけれど・・・
帰りのMTRで、それって従来のクアトロ検査のことだったのかな?
私の中では、出生前検査というと、今、物議をかましている
「新型検査」のことだったんだけどなぁ~

きちんと確認しなかったことを反省<m(__)m>
まっ、香港の親御さん達とは、また会えるので、今度きちんと確認しよう!
因みに、4月中旬からは時間ができるはずなので、「新型検査」に関する
私なりの意見を書いて行こう

話しは本当に多義に渡って、カテゴリー「人生最低最悪の日々」で
何度もご登場頂いているO医師から「ダウン症児は20歳まで生きられない」、
「将来は肢体不自由になる」と言われたと伝えると、
米国人のBさんが一旦仰け反った後、「really?」と 両手を広げて、
オーバーリアクションで言った姿が、とっても面白かったわたくし

参加者全員で大きく頷き合ったのが、障がいのあるなしは、
Nomal or Abnomalではなく、
Diversity(多様性)だということ

私的には、Diversity =「みんな違って、みんないい

なのだと思っています

S教授は、ご自身の経験上、障がい児と障がいのないお子さんの
integrate(統合)教育が本当に重要だ!と仰っていました。
弟さんがダウン症者のL教授は、「ダウン症児は大人しくて育て易い
と言われたけれど、そんなことはなく、いたずらも沢山された」と。
頷きマッハ状態


一同、「うちも」、「うちも」みたいな感じで爆笑

初対面で国籍も時代も違うのに、一つの共通のことで、
こんなに頷き合ったり、笑い合ったりしたのは恐らく始めてでしょう。
こんな機会をくれた香港ダウン症協会とおひーさまに感謝

香港ダウン症協会の本部です。
このロゴマークがお気に入りです。
「昨日の良かった

ダウン症児のプレ幼稚園時代のママ達とランチを
しました!子供達はみんな成長していてビックリ!!
会の運営などでも協力し合って来た戦友?との再会は
格別で、友情って大切だな~と改めて思いました。

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Posted by ひーまま (陽満々) at 23:55│Comments(0)
│ダウン症をどう捉えるか?どう伝えるか?
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