2011年06月25日
なぜ障がい者は企業の戦力となるのか?3
前回の記事に引き続いて、今日もエフピコグループ
取締役の且田久雄氏の講演内容を抜粋して書きます。
今日は、質疑応答の時間のことを書いてみたいと思います。
質疑応答の時間になって、私が真っ先に質問したのは
「各々の障がいの特性を生かした職場配置があるのか?
例えば、ダウン症者は選別に向いているので、選別の
部署に配置するなどがあったら教えて頂きたい」という
少々意地悪な内容でした
これに対して社長さんからは・・・
障がいの種別で仕事分けをしてるのではない!
障がい+性質+能力で仕事を分けている!
あくまで、その人の資質で仕事を分けている!
色々な仕事をさせて、配置を判断するのが会社の仕事!
必要に応じて、仲間との組み合わせも考慮する!
その通りでございます<m(__)m>
もう頷きマックス~
これは多くの会社のように、新入社員を色々な部署で
研修させた上で、最終的な辞令を出すのと全く同じ
こんな意地悪な質問をした背景には、仮に私が障がい者を雇う
立場になった時に、障がいがあるからその方を雇うのではなく、
その方と一緒に仕事がしてみたい!と思い続けたいからです
社長さんの「自閉症の山田君ではなく、山田君を雇っている」
というお言葉をもう一度心に刻んでおきたいなぁ~と思ったからです
また、次にお聞きしたかった「賢い消費者として育てて欲しい」
(障がい者の親御さん向けのメッセージ)にも触れて下さって・・・
毎月14万円台のお給料を手にするので、知的障がいのことを考慮すると、
特に金銭感覚を身に付けさせて!ということだそうです
確かにそう・・・
私譲りのDNAを持つおひーさま
男前のお兄さんに「このネックレス、本当は10万円だけど、
君は可愛いから、特別に8万円で売ってあげるよ!」
な~んて言わたら・・・
原価800円の物でも、ニコニコ買ってしまいそうだもの・・・
一方で、もちろん賢い消費のケースもあって・・・
ダウン症の女性社員は社員旅行の時に、3万円のエステに行ったとか!
(3万円~?!)
(いいなぁ~)
(未だ3万円のエステには行ったことない・・・)
って、他人が稼いだお金の使い道について、
私がとやかく言うことじゃないわな~
要するに、ひがんでるんです・・・
でも、旅行先でのエステって、転地効果も手伝って、
心も体も癒されるとても良いお買い物だと思います
また、3人の社員で家を建てて、賄いの女性を雇ったという
お話もして下さいました
「障害児が税金を食いつぶす存在であることも事実です。
健常者が税金を払っているからケアされるのではないですが。」
な~んてコメントも来るけれど・・・
上記のように、障がい者が旅行先でお金を落したり(消費したり)、
人を雇ったりしているケースもあるんですけどね~
講演会の帰り道・・・
昔、ある会社さんでISO14001の内監査員研修を行っている時に、
急にお手洗いに行きたくなり、ブレイクを入れてトイレに向かうと、
ダウン症の女性社員と一つしかないトイレの前で鉢合わせになり
彼女がニコニコしながら「どうぞ」と譲ってくれたことを思い出しました。
その時の笑顔に癒され、ブレイク後は滑舌・声の張りともに調子良く
研修を行うことが出来ました
「今日の有り難い」
やっと記事が書けたこと!!10日ぶりかな?
今週は療育、仕事、研修などで忙しかった上に、
猛暑まで手伝って、かなりしんどかった・・・
しかし、試験まで1ヵ月強となっており、
受験勉強も頑張らなければならない・・・
(やっとお尻に火が付いたかぁ~~~?)
次はいつ書けるかなぁ~?
ご訪問ありがとうございます。
ランキングに参加しているので、下のバナー
をクリックして頂けると励みになります♪
↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村