2011年06月12日
なぜ障がい者は企業の戦力となるのか?1
今日は発達障がいのキャリア開発研究会MAKIAが
主催する講演会『親が変われば夢も変わる!』
「なぜ障がい者は企業の戦力となるのか
~エフピコグループの障がい者雇用から学ぶ保護者のあり方~」を
聴きに行ってきました
演者は、同グループ取締役の且田久雄社長。
エフピコグループについては、以下のHPを見て頂きたいのですが、
http://www.fpco.jp/approach/recruit_plus.html
とにかく、障がい者雇用の取り組み・仕組みが素晴らしい
企業全体で16.1%の障がい者を雇用している!
正社員として雇用し、社会保険関係も完備!
お給料は平均14万円台!
年間1,300万円の収益を上げている!
エネルギッシュな且田社長のお話に圧倒されっぱなしで、
頭の整理が付いていないので、今日から3回位に分けて
この講演会の内容をお伝えして行きたいと思います
今日は社長のポリシー、採用条件、職場のルール?
などに関して書いていきます
まず、社長さんのポリシー?とも思われる以下3つのお言葉をご紹介
「障がいがある前に一人の人間!人間には誰しもプライドがあって、
誰かの役に立ちたい!認められたい!と思っている」
なのに、1日たった1時間労働でいいのか?ということで、
同グループでは8時間労働で従事してもらっているそう・・・
→何回、頷いたんだろ~?って位、頷いてました
障がいを理由に解雇することは絶対にない!
なぜならば、働いていく上で障がいは何の問題でもないからだそうで・・・
→ここは、次回以降の記事で詳しく書きますね。
自閉症の山田君(例えば)を雇うのではなく、山田君を雇っている!
→これって分かっているようで、実は意外と難しいのではないかと・・・
「おひーさまにダウン症がくっ付いてきた」と思っている私には、
とてもビンゴな表現で、またまた頷きマックスだったけれど
同グループの採用基準は・・・
1.主に知的障がいを持つ方(身体障がいの重複、精神障害がい者も可)
2.自力通勤可能な方(家族の送迎可)
3.一人で着替え、トイレ、食事の出来る方
4.言葉(単語)での会話、意志伝達可能な方
5.より重度の方
6.他の職場での定着が困難(であった)方
7.一緒に働きたいと思う方
職場のルール?は・・・
1.障がいに対して受容と共感:あるがままに受け入れて行く。
2.心を通じ合う:同僚・同じ目線で。
3.仕事の現場での緊張感:けじめをつける(叱る、褒める)
4.公平に付き合う:えこひいきはしない。
5.不平・疑問などの負の要因は小さいうちに摘み取る。
6.きめ細かい職業人としての指導を家族と連携して行う。
細かいマニュアルでもあるのかな?と思ったけれど、
そうでもなさそうで・・・
同僚が同僚をサポートする
やって見せ、言い聞かせ、触らせてみる
(なぜダメなのかを伝える)
どうやら、ここに障がい者雇用のポイントがあるように感じました
次回の記事では、障がい児・者の親のあり方に関して書いてみたいと思います
「今日の有り難い」
なんと言っても、パワー溢れる且田社長のお話を聴けたこと!
とてもお忙しい方なのに、時間を割いてお話して下さった
ことに感謝!そして、いくつもの有益な情報をGetし、
目から鱗状態になったことが有り難かった!!
ご訪問ありがとうございます。
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