2010年07月20日
知っていて産んだのですか? 1
「(ダウン症と)知っていて産んだのです?」
これは、おひーさまを出産してすぐに行った保健福祉サービス課で、
地域担当の保健師に言われた言葉です
この件に関しては、保健福祉サービス課長のお名前で
謝罪文を頂いているし、
(行政が謝罪文を出すくらい異例のことなのでしょう…)
ひーままの中には、同保健師はもう存在していないので、
終わったことです。
ただ、他の保健師さんには、こんな質問は絶対にして頂きたく
ないので、じ~っくり書くことにしました。
(こんな浅はかな質問をする保健師はそうそういないと思うけど…)
おひーさまは生まれた次の日に十二指腸閉鎖の手術をしたため、
育成医療の申請が必要でした。
おひーさまより先に退院したひーままは退院後すぐに、
区の保健福祉サービス課に出向いて申請をしました。
病院の面会開始時間まで、少し時間があったので、
「市の具体的な福祉サービスの内容」と「療育センターの申請方法」
について、地域の福祉担当のKさんにお聞きした所…。
「療育手帳はお持ちですか?」と開口一番!のKさん。
「あの~、先ほどもお伝えしましたように、娘はまだ生まれたばかりで、
病院にいるんですよ。どうやって療育手帳を取得できるんですか?」
とひーまま(大丈夫かな?この人…)
「市の具体的な福祉サービスの内容を教えて頂きたいのと、
療育センターへ通う方法を教えて頂きたいだけですけど…」
と苛立ちながらも丁寧に伝えた(つもり?)のひーまま
「少々、お待ちください」とKさん。
(そんな難しいこと聞いてないでしょう…)
と、連れ立って出て来たのが問題のK保健師でした。
(保健師が市の福祉サービスと療育センターの申請方法を
説明するのは変でしょう?)と思っていた所…。
「体重はどのくらいですか?」
「母乳はどのくらい飲みますか?」
とまるで保健相談をしているかのような質問が出て来る
(私は福祉サービスと療育センターの情報が欲しいの…)
まぁ、おひーさまのためになる質問なので、答えていた所、3つ目に、
「(ダウン症と)知っていて産んだのですか?」と・・・
(えっ?)と思いながらも、その通りなので、「はい」と答えたひーまま
でも、k保健師は(ふ~ん、そうなの…)という顔をしただけで。
明確な取得理由を語ることはありませんでした。
これ以外にも色々とあったのですが…
結局、この人達と話していても、私の欲しい2つ情報は得られないことが分かり、
とりあえず、療育センターの電話番号を聞き出し、急いでバス停へ
がっ、目の前で、病院行きのバスが出てしまった…
この頃のおひーさまは口から直接、母乳を飲めるようになっていて、
ひーままがいない間は、搾乳した母乳を哺乳瓶で看護師さんから
飲ませてもらっていました。
早く搾乳した母乳を届けないと、量が足りずミルクになってしまうので、
一刻も早く到着したかったのに…
次のバスに乗って、
「あの保健師はいったい何が聞きたかったのだろう?」
「明確な取得理由は何だったのだろう?」
と考えたものの、頭を縦にも横にもしてみたものの、
ひーままの筋肉製の頭では理解に苦しむばかりの質問でした。
後に、K保健師自身が口にしたように、彼女の興味を充足させる
ためだけの質問であって、私達のための質問ではなかったのだから、
そりあ~、分かる訳なかったわ~
息を切らして、病室に行ったものの、おひーさまは既に
ミルクを哺乳瓶から飲んでいた…
ったく、K保健師が興味本位な質問をしていなかったら、
間に合っていたのに~
この後は、当然、K保健師の質問についてクレームを付けたが、
当時のM係長の対応がまた輪を掛けてひどかったぁ~~~
「この係長にして、この保健師あり」というタイトルにしたい所だけれど、
「知っていて産んだのですか?②」で、また来週くらいに続きを書きますね
お楽しみに~