2013年06月19日
新型検査~若干の疑問~
昨年8月末に、新型検査のことを聞いてから疑問を
持っていたのは、その検査方法(メカニズム)
分析に少しだけ係わったことのあるわたくし
導入の是非や「命の選択」という倫理的な視点からではなく、
分析はどういう風にするんだろう?と思っていました。
な~んとなくこういうことなのかな?
と解ったのは、
昨年11月の講演会「日本産科婦人科学会公開シンポジウム」と
「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針(案)」
からです。以下、抜粋
「母体血を用いた新しい出世前遺伝子学検査は、母体血中にある
胎児由来のcell-freeDNAを母体由来のDNA断片とともに網羅的に
シークエンスすることにより、各染色体に由来するDNA断片の
量の差異を求めそれらの比較から、胎児の染色体の
数的異常の診断に結び付けるものである。」
「したがって母体血を用いた新した新しい出生前遺伝学的異常の
対象となるのは、染色体の数的異常であり、現在普及している
技術は、染色体のうちの特定の染色体(13番、18番、21番)に
対するものである。」
これで解りました
(←たぶん・・・)
要するに、絨毛の量
での推察・確率ということで、
羊水検査のような配列ではない訳です。
だから、「偽陽性」という表記なのだと思います。
同時に、新型検査は数的異常なので、同じダウン症でも
転座型(5%)、モザイク型は網羅できないということです。
21トリソミーばかりに目が行きがちですが・・・
因みに、「染色体」は、フランスの染色屋の息子さんが染料で
色付けしたことに由来しているそうです。
今の羊水検査の分析方法は具体的に知らないのですが、
やはり、何らかの方法で染色体をビジュアル化するのでは
ないか?と考えています。分析者はそこから色々な結果を
判定するのではないか?とも思っています。
検査を受けた人は、難しい分析方法を知らなくとも、
配列で示された結果を見れば、一目瞭然!
検体の取り間違えでもない限り、信じざるを得ない訳で
(「陽性」を「陰性」と見誤って伝えた医師もいるそうですが・・・)
私の羊水検査の結果にも、染色体の21番目に3つのマーク
(配列)が付いていたので、「納得しました
」という感じで・・・
というより、以前から本などで見ていた物と全く同じだったので、
「本当にこういう物が渡されるんだな~
」とか感心していて・・・
一方、量の比較であれば、機械のメンテナンス状況などもあって、
誤差が出やすいので、その辺りはどう判断してるんだろう?
99%って数値は、誤差を考えたら、どうなんだろう?
誤差率は意外と高いんじゃないかな~?などと、
メカニズムを知ると、今度は2つ目の疑問が湧いて来ました
そんな時に目にしたのが毎日新聞の地方版
米国での検査実績では、以下のような結果が出ていたそうです。
「陰性」を「陽性」と誤った率が約1000人に1人
「陽性」を「陰性」と誤った率が約100人に1人
・1/100だったら、ダウン症の発生率1/1000よりずっと高い確率よね?
・誤った陽性が比較的少ないので、羊水穿刺をしなくても済むのはいいよね?
・でも、「陰性」と言われて、「陽性」だった場合のショックは大きいよね?
今は、こんなことを考えると共に、検査結果の信ぴょう性に
若干の疑問を抱いています
(数値のトリックもあるとは思うけど・・・)
でも、一番関心のあることは、同じ検査だと思われるけど、
「陰性」と言われて、実は「陽性」だった方が
10倍高いのはなぜ~
ということ
新型検査に関しては、まだまだ勉強不足なので、
これからも色々調べて、自分なりに新しく解ったことが
あったら、シリーズ終了後にもUPする予定です
「今日の楽しかった
」
今日は幼稚園のママ友とのランチ会でした。
ジャッキー・チェン御用達のお店での飲茶
(特に、チャーシュー)が美味しく、色々な
話題に花が咲き、楽しい一時でした♪
ご訪問ありがとうございます。
ランキングに参加しているので、下のバナー
をクリックして頂けると励みになります♪
↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
持っていたのは、その検査方法(メカニズム)

分析に少しだけ係わったことのあるわたくし

導入の是非や「命の選択」という倫理的な視点からではなく、
分析はどういう風にするんだろう?と思っていました。
な~んとなくこういうことなのかな?

昨年11月の講演会「日本産科婦人科学会公開シンポジウム」と
「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針(案)」
からです。以下、抜粋

「母体血を用いた新しい出世前遺伝子学検査は、母体血中にある
胎児由来のcell-freeDNAを母体由来のDNA断片とともに網羅的に
シークエンスすることにより、各染色体に由来するDNA断片の
量の差異を求めそれらの比較から、胎児の染色体の
数的異常の診断に結び付けるものである。」
「したがって母体血を用いた新した新しい出生前遺伝学的異常の
対象となるのは、染色体の数的異常であり、現在普及している
技術は、染色体のうちの特定の染色体(13番、18番、21番)に
対するものである。」
これで解りました

要するに、絨毛の量

羊水検査のような配列ではない訳です。
だから、「偽陽性」という表記なのだと思います。
同時に、新型検査は数的異常なので、同じダウン症でも
転座型(5%)、モザイク型は網羅できないということです。
21トリソミーばかりに目が行きがちですが・・・
因みに、「染色体」は、フランスの染色屋の息子さんが染料で
色付けしたことに由来しているそうです。
今の羊水検査の分析方法は具体的に知らないのですが、
やはり、何らかの方法で染色体をビジュアル化するのでは
ないか?と考えています。分析者はそこから色々な結果を
判定するのではないか?とも思っています。
検査を受けた人は、難しい分析方法を知らなくとも、
配列で示された結果を見れば、一目瞭然!
検体の取り間違えでもない限り、信じざるを得ない訳で

(「陽性」を「陰性」と見誤って伝えた医師もいるそうですが・・・)
私の羊水検査の結果にも、染色体の21番目に3つのマーク
(配列)が付いていたので、「納得しました


というより、以前から本などで見ていた物と全く同じだったので、
「本当にこういう物が渡されるんだな~


一方、量の比較であれば、機械のメンテナンス状況などもあって、
誤差が出やすいので、その辺りはどう判断してるんだろう?
99%って数値は、誤差を考えたら、どうなんだろう?
誤差率は意外と高いんじゃないかな~?などと、
メカニズムを知ると、今度は2つ目の疑問が湧いて来ました

そんな時に目にしたのが毎日新聞の地方版

米国での検査実績では、以下のような結果が出ていたそうです。
「陰性」を「陽性」と誤った率が約1000人に1人
「陽性」を「陰性」と誤った率が約100人に1人
・1/100だったら、ダウン症の発生率1/1000よりずっと高い確率よね?

・誤った陽性が比較的少ないので、羊水穿刺をしなくても済むのはいいよね?

・でも、「陰性」と言われて、「陽性」だった場合のショックは大きいよね?

今は、こんなことを考えると共に、検査結果の信ぴょう性に
若干の疑問を抱いています

(数値のトリックもあるとは思うけど・・・)
でも、一番関心のあることは、同じ検査だと思われるけど、
「陰性」と言われて、実は「陽性」だった方が
10倍高いのはなぜ~


新型検査に関しては、まだまだ勉強不足なので、
これからも色々調べて、自分なりに新しく解ったことが
あったら、シリーズ終了後にもUPする予定です

「今日の楽しかった

今日は幼稚園のママ友とのランチ会でした。
ジャッキー・チェン御用達のお店での飲茶
(特に、チャーシュー)が美味しく、色々な
話題に花が咲き、楽しい一時でした♪
ご訪問ありがとうございます。
ランキングに参加しているので、下のバナー
をクリックして頂けると励みになります♪
↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村