たまりば

出産・育児 出産・育児その他 その他

2010年12月29日

知っていて産んだのですか?14

面談を進めて行く中で、K保健に「知っていて産んだのですか?」と訊いた
背景(取得理由)を何度訊いても、「支援の一環で必要でした」との回答face10
では「支援の具体的な内容」を伝えるように言っても、「支援の一環で!」icon10
挙句の果てには、「ひーままさんを傷つけてしまって・・・」と的外れな回答face08

興味本位で
訊いてしまったので、わざとそういう答え方をしているのでしょうが、
お忙しい中、立ちあって下さった市議会議員の方のこともあるので、
以下のことを伝えて面談を終了しました。

1.私が懸念していること。
2.行政に対する5つの要求事項。
3.私がポジティブに見えた10の理由。
(K保健師が三カ月健診の時に、
「私の担当の地域のお母さんの中には、自分の子供がダウン症児
ということを受け入れられない方がいらっしゃるのですが、ひーままさん
はきちんと受け入れて前向きに、ポジティブに子育てをされているので、
つい訊いてしまいました・・・」と発言したことを受けて)


1.私が懸念していることface10

相談に来る方の中には、やっと子供の障がいのことを受け入れられて、
『前を向いて歩いて行こう!』と決心して来たのに、頼れるはずの保健師
さんから「知っていて産んだのですか?」という取得理由も明確でない
質問をされることによって、余計に落ち込んでしまうのではないかということ!

特に、ダウン症児の場合、早期療育重要!と言われているが、
相談にみえた方が、この質問によってをされることによって、
療育への意欲も意気消沈してしまうのではないかということ!


2.行政に対する要求事項face01

①面談を通しても「知っていて産んだのですか?」の明確な取得理由が
見えてこないため、二度と同様の質問をしないこと!

②K保健師が三カ月健診の時に発言した内容から、やはりダウン症児を
含む障がい児の親=ネガティブという偏見があるように見受ける。
こうした偏見をなくした対応をしていくこと!

③M係長が「(ダウン症と)知った時期によって保健師の対応が違う」
と発言したことを受けて、知った時期ではなく、その方々の心理状態
などに合わせた対応をすること!
(早く知ったからといって、
受け入れられる訳ではない。むしろ逆のケースもあるため)

④市議会議員さんに立ちあって頂いたこともあるので、必要であれば、
今回のケースを議会などで明らかにして、市政に役立てて行くこと!

⑤今回の体験をブログや講演などで公にしていくことに難色を
示さないこと!
(センター名などは非開示)


3.私がポジティブに見えた理由face16

私自身は自分がポジティブともネガティブとも感じていないし、
娘が可愛いだけなので、「受け入れて」という表現を使われる
ことも全く理解できない・・・face08

しかし、K保健師など障がい児の親に係わっていく方に
障がい児の親=ネガティブ
という偏見を持った対応をして頂きたくないので、
私なりのダウン症児の捉え方を伝えてみたicon_bikkuri
(私がポジティブにダウン症児を捉えている理由)

①恐らく染色体異常の中で一番研究が進んでいて、
ダウン症の傾向と対策がほぼ分かっているから。

ゆっくりだけれど成長していくから。

③意外とダウン症児が多いから。

④ダウン症児の専門クリニックがあるから。

⑤療育センターなどのサポート体制があるから。

⑥親の会があるから。

娘は二つの疾患があったのに生まれて来てくれたから。

⑧育てられない親の所にダウン症児は来ないと聞くので、
私達は育てて行くことができるだろうから。

娘/娘の成長をして行ってくれればいいから。

⑩天使と言われるダウン症児の親になれてお得?と思うから。


行政に対する要求事項に対する回答は文書で受け取った方が良い
という市議会議員さんからの勧めもあって、文書での回答を要求して
面談を終了しました。

そして、文書での回答を持参して、新しい課長さんと係長さんが
わざわざ我が家を訪問して下さいました<m(__)m>
次回の記事では回答の抜粋を書いてみたいと思いますicon_bikkuri


ご訪問ありがとうございます
ランキングに参加しているので、下のバナー
をクリックして頂けると励みになります♪
↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へにほんブログ村





  • 同じカテゴリー(知っていて産んだのですか?)の記事
     知っていて産んだのですか?15 (2011-01-28 23:53)
     知っていて産んだのですか?13 (2010-12-15 23:55)
     知っていて産んだのですか?12 (2010-11-10 23:55)
     知っていて産んだのですか?11 (2010-10-29 23:55)
     知っていて産んだのですか?10 (2010-10-20 23:55)
     知っていて産んだのですか?9 (2010-10-05 23:55)

    Posted by ひーまま (陽満々) at 23:55│Comments(2)知っていて産んだのですか?
    この記事へのコメント
     ポジティブに見えた理由の捉え方は、すばらしい視点です。福祉の専門家が捉える見方と同じです。この心が皆に伝わると良いですね。
     私も、東洋医学のすばらしさを違った視点から伝えることにしました。来春から新たなブログをスタートさせます。
     今年はお世話になりました。良い年を迎えられますことを願っております。
    Posted by 清野充典 at 2010年12月30日 16:26
    清野充典さま

    ご無沙汰しております。
    コメントをありがとうございました<m(__)m>

    私もこの捉え方を、保健師さんなどダウン症児とその親に
    係わる方に持って頂きたいと思っています。
    また、同じダウン症児の親御さんも、この捉え方をされると
    育児が楽になるのではないかと思っております。
    (僭越ながらですが・・・)

    新しいブログをスタートされるとのこと。
    楽しみにしております♪

    こちらこそ大変お世話になりました。
    どうぞ良いお年をお迎え下さい<m(__)m>
    Posted by ひーままひーまま at 2010年12月31日 00:59
    ※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    知っていて産んだのですか?14
      コメント(2)