2010年08月08日
三者三様
K保健師の「(ダウン症と)知っていて産んだのですか?」
という愚問に端を発して、保健センターにクレームを付け、
意見書を提出したひーまま
特に、K保健師の上司に当たるM元係長の「知っていたのと
知らなかったのでは保健師の対応が違う」との明言に、
「では、この2事例をどう説明する?」と問いただしたかった
共に、第2子がダウン症児で出産後に告知を受けた
同年代のお母さんの事例である。
(Yちゃん、Hちゃんとおひーさまのお誕生日は近い)
Yちゃんママの口から出た言葉は・・・
「娘のせいでウツになった!」
「私の人生、終わった!」
「朝、起きると動機がする」
「病院で預かってくれなくなったから、
仕方なく一緒に暮らしている」
「お兄ちゃんとパパとの3人暮らしに戻りたい」
「教えてくれたら、産まなかった!」
一方のHちゃんママからのメールには
「私自身見るべきものは全て見た!
残りの人生を娘に捧げるつもりで頑張るわ!」と。
後に、「最初はショックだったけれど、そんなことより、
愛おしさの方が勝って・・・」と語ってくれて・・・。
また、意見書提出後に会ったS君ママもYちゃんママ、
Hちゃんママと同じ家族構成、同年代であるが、
妊娠8カ月の時にダウン症と示唆された方である。
S君ママの口から出た言葉は・・・
「『知ってから産みたくな~い!』と言い続けた」
「なんで私がこんな目に会うの?」
「まさか私の所にくるなんて・・・」
「羊水検査を受けるべきだった」
「知った時にはもう手術できなかった」
「神様にレールをひかれた」
M元係長が「知った時期が長ければ、受容できる」という
仮説を立てていたのなら、S君ママの事例はどうなる?
「知った時期が短ければ、受容できない」という仮説なら、
Hちゃんママが当てはまらないのはどう説明する?
ひーままは思う
Ⅰ. 知った時期の違いなどという表面的な違いではなく、
そのお母さんの育った環境や障がい児の捉え方
の違いから、受容に違いが出て来るのだと
(正に、このカテゴリー「ダウン症をどう捉えるか?」)
Ⅱ.当然のことながら、ダウン症に対する捉え方は
様々あって良い(正に、三者三様!)なので、
「受容できるのが良く、できないのが悪い」のではないのだと
Ⅲ.受容出来ているか否かを、知った時期のみを以て判断し、
支援の方法を決めるのは職務怠慢だと
Ⅳ.子育てに王道はなく、十軒十色!なはずなので、
時期で判断するのではなく、そのご家庭にカスタマイズ
した支援を行うのが当然なのだと
(カスタマイズする力量がないから時期を問うのか?)
Ⅴ.K保健師やM元係長の対応が返って、お母さん達を
苦しめてしまうのではないかと
(YちゃんママとS君ママに「知っていて産んだのですか?」
質問していたら、どうなっていたのだろうか?)
意見書に対するK保健師とM元係長の
「開いた口が塞がらない」対応は、
「知っていて産んだのですか?4」で
詳しく書きますね
☆ランキングに参加しています☆
ポチっして頂けると、ひーままの
やる気度がUPします(^-^)
にほんブログ村
にほんブログ村