医者に説法(逆説版)

ひーまま (陽満々)

2014年03月04日 23:55

今日は、「医師の驚愕発言」の続きを書いて行きます
「」は実際の会話、()は心の中で思ったことです。
訴訟も見据えて、録音を取っておいたので、内容は正確です。


「ダウン症には13番、18番、21番のトリソミーがある!」

ふつ~思っていたO医師しかも、恐らく産婦人科医であれば
知っているはずの胎児の手の形から、13、18、21番トリソミー
(ダウン症)の違いを見分ける術も知らなかった訳で・・・

こんな根本的なことも知らないのならば、
「ダウン症児は将来肢体不自由になる!」とか
「20歳までしか生きられない!」とか言えちゃう訳よね・・・
と、思いながらも、これらの発言の意図を尋ねてみようと思い、


私:「ダウン症児は将来肢体不自由児になると言われましたが、
  遅くも3歳までには歩行を始めますよ!確かに、筋肉が弱いので、
  立っちもアンヨも遅いですが、それは遅いということであって、
  一生、歩けないということではないんですが・・・」

O医師:「そんなことは言っていない!だいたい『肢体不自由』という専門用語を
    貴女みたいな素人が知っているのがおかしい・・・」

私:(ダウン症の知識関しては、貴方の方が素人ですけど・・・)
  (13番、18番、21番がダウン症!って言いましたもんね~)
  (こういうのを、「釈迦に説法」ならぬ「医者に説法」と言うんだわ~)

因みに、本来の諺は「釈迦に説法」で、プロフェッショナルな人にド素人
あれやこれやと知識を言う愚かさの例えなので、私の場合は、
「逆説版!医者に説法ですが・・・


私:「貴方に教えて頂いたんです!恥ずかしながら、『肢体』を『四体』
  思ってまして、『五体じゃなくて、四体なんだ~?』『で、どの部分?』
  と、携帯の使用は禁じられていましたが、夜、こっそり調べて、
  『こっちの意味か~』と知ったくらいなんです」

O医師:「そんな間違ったことを言うはずがない・・・」

まぁ、入院中は録音していた訳ではないので、この発言に関しては、
「言った!」「言わない!」状態で、白黒付けることはできませんでしたが・・・


私:「では、『ダウン症児は20歳まで生きられない』発言は如何ですか?」
  「今、読んでいるこの本では、平均寿命は50歳と書いてあります!」
  「この数値は重篤な心臓疾患などの合併症を持つ人も含んでいるそうなので、
  ない人だけだと、60~70歳まで生きることも可能になるそうです」

(因みに、この本は『ダウン症児のことばを育てる』)

O医師:「・・・」

私:(そうなのか・・・って顔してる)
  (こっちは、今の今まで本当にそう思ってた?)

私:「その背景には医学の進歩があるそうです。特に心臓手術の技術
  画期的に進歩したそうで、昔は難しい心臓手術を一か八かで行って、
  万が一失敗してしまうより、経過を見て行こう!そうしている間に、
  血管が弱って死に至ってしまうケースがあったそうです」

O医師:「うむ~」

私:「高校の時に行ったボランティア先で、『ダウン症児は短命だから・・・』と
  聞いたことがあったのですが、それは20年くらい前のことで・・・あっ、
  鯖読みました今が42ですから、もう30年くらいのことですね」
  
O医師:「・・・」

私:「実際、娘も心臓に穴が開いていました。心房に3mm、心室に7mmです。 
  今年の3月、約3カ月前に、根治手術を榊原記念病院で受けました」

  「その時の主治医が『これまでは患部?まで到達するのに時間がかかっていた
  けれど、5年くらい前に新しい手術の方法が確立されて、今までは迂回しないと
  行けなかったのがダイレクトに、その場所まで行けるようになったので、心臓を止めて
  おく時間も少なくなって、より患者さんの負担が減った』と仰っていました」
  
  「ご存知なかったんですかぁ~」(←超嫌味ったらしく)

O医師:「ほぅ~、そのドクターは何と言う人?」

私:(さっきから、他のドクターの名前ばかり聞きたがるのは、なぜ?)
  「S先生という方で、(貴方と違って)心臓というご専門以外のこともよく
  知っていらして、ダウン症の療育の方法も教えて下さった方です」
  「(貴方と100%違って)、とても信頼している先生です!」


と、解説ではなく、受け売りをしている間・・・
(ったく、どっちが医者よ~)とだんだん思って来て、思わず

私:「何で私がお医者の貴方に向かって、さっきから染色体の種類の話や、
  ダウン症の寿命の話や、新しい心臓手術のことを話してるんですかぁ~」
  
私:「こういうのって、『釈迦に説法ならぬ、医者に説法ですかぁ~』
  「もちろん、『釈迦に説法』って、プロの人に知識のない人が講釈する
  愚かさを表す諺なので、う~ん、この場合、
  『逆説版!医者に説法』ですかぁ~?」


この時は、「なんで私がこんな話してるのよ~」と思って、
だんだん頭が痛くなって来ました
同時に、「あれ?O医師の専門って何だったけ?」と思い始め・・・

入院中に同室でこの大学病院によく来ていたKさんによると、
O医師の専門は腹きょう手術!らしいのですが・・・
(「じゃぁ、心臓手術は専門外か・・・」「違う違う」)
(だったら、生半可な知識をもっともらしく言わないでよ~)
と頭痛の頭で、一人ボケ・突っ込みをしているわたくしがおりました


このシリーズの前回の記事にも書きましたが、
何も彼を論いたいのではなく、発言は事実とした書いた上、
産婦人科医を標榜していても、「全ての医師が必ずしも
ダウン症や疾患、手術のことに詳しい訳ではないよ!」
ということが書きたいのです

まだまだ続くO医師とのやり取りですが、
次回は「医師の人の為ならず」という記事を書きたいと思います。
お楽しみに~



昨日の感動
日系幼稚園のマラソン大会で、おひーさまが
255mを一度も止まることなく完走!!!
ビリだったし、タイムも???だったのでしょうが、
走り抜いたことに感動!!!すごいぞ~おひーさま♪
(この時の模様は後日、記事にします)

 

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