新型検査を巡る報道に関して

ひーまま (陽満々)

2013年06月01日 23:55

香港への引っ越しを半月後に控えた昨年8月末。
「立つ鳥、超跡濁す状態だったわたくし・・・
そんな中、NHKのお昼のニュースで、「血液検査だけで
ダウン症などが判る検査が実施される」との報道が

「何、それ?」
「クアトロ検査とは別物?」
「何を唐突に?」
という印象を持ち・・・

「羊水検査を受け胎児がダウン症と判って出産した女性」の
意見が聞きたい!という取材申し込みが多数来て、
超跡を濁す状態で、多忙だったけれど、
可能な限りお答しました


それは、新型検査に関して、ど~の!こ~の!!言うためではなく、
(この時は詳細な分析方法を理解していなかったので、
勉強不足という意味で何も言えなかったのですが・・・)
また、検査を受ける方に対して、ど~の!こ~の!!というためでもなく、
同様に、「陽性」で中絶を選択する方に対して、ど~の!こ~の!!と
いうためでもなく・・・


ただただ、ダウン症のことを正しく伝えて頂きたかったからです
時として、間違った報道(つい最近も「ダウン症という病気」と
書かれていました)をしている機関があるので、
それが故に、不本意な選択をする人が出ること
だけは避けたいという思いからでした。

人生最低最悪の日々」にご登場頂いているO医師のように、
「ダウン症児は20歳まで生きられない!」とか、
「将来、肢体不自由になる!」とか、
こちらの方が赤面してしまうような間違った情報を
平気で言ってしまう無知な医師もいる訳で・・・

正しい情報を知った上での選択と、
間違った情報を信じての選択では
その後の生き方に、違いが出て来ると思うのです


そのために、自分自身の出産体験や日頃のおひーさまの
話を中心にさせて頂いたという感じです
等身大のダウン症児のことを語らせるのなら、医師でもなく、
学者でもなく、その親御さん達が最適なはず
「多忙だけど、頑張って話ま~す」とお答しました

ただ、1社だけO医師とのバトルだけを面白可笑しく書こう
とした所があって、今、伝えたいのはそんなことじゃない!と
ギャンギャン抗議、記事を撤回させました
この件もあってか、新型検査を巡る報道機関の伝え方や
その目的(何を知りたかったのか)には正直、
疑問を持っています



香港に来てからは、日本産科婦人科学会論理委員会の
「母体血を用いた新しい出生前遺伝的検査に関する指針(案)」に
関して、締め切りギリギリでパブリックコメントを送りました

また、たまたま一時帰国していた時に行われた講演会
「日本産科婦人科学会公開シンポジウム」から、新型検査の
内容がかなり整理され、理解できたと思っています


新カテゴリー「新型検査から考える」を創ったので、
インタビューの内容、パブリックコメントの内容、
シンポジウムの内容を網羅した形で、今月から
10回シリーズくらいで書いて行きたいと思います

おひーさまがダブルスクールに行ってくれるようになったので、
だいぶ自分の時間も取れ始め、園ママ生活にも慣れて来たので、
書いていけるとは思うのですが・・・
ど~なることやら・・・ですが、頑張りますね


今日の贅沢
香港はここ数日快晴で、干していた
おひーさまのお布団はフッカフッカ!!
ベランダのある方が珍しい香港で
お布団を干せて、太陽の香り
たっぷり嗅げる贅沢を味わいました!!


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