おひーさまのダウン症～ポジティブママの育児日記～in 香港

またまたカテゴリーは「今日のおひーさま」になっていますが、
13日にあったダウン症児のプレ幼稚園の卒園式のことです
前の記事のプレ幼稚園は、自宅の傍で特に障がい児を対象と
したものではなく、正しくは「未就園児クラス」という名前です。

おひーさまは、ダウン症児のプレ幼稚園に通って2年目なので、
卒園式も2回目ということになります。
と言っても、おひーさまは来年もお教室に残るので、
わたくしが在園生の親を代表して送辞を読むことになり・・・
ひーままなら、趣味の講談を生かして読んでくれるでしょう！
と思われての抜擢？だったのかもしれないけれど、一方で、
「ふつ～で、いいからねっ！」と何人かのママに念を押され


「梅の花が満開のこのよき日・・・」から始まる送辞文
家で文章を作っている時、本当に色々なことが思い出されました
入園した頃は泣いてばかりいた子が、ママ達のお手伝いをしてくれ・・・
当時はアンヨが出来なかった子が教室を駆け回り・・・
まだ赤ちゃんのようだった子が小さい子の面倒を見てくれて・・・

在園生も含め園児15人の一人一人が、本当に立派に成長しました
ダウン症児の成長は、母子手帳や育児書の中のデータと
比べれば、遅いのでしょうが、こうして着実に成長していくところが
本当に素敵だな～と改めて思うわたくしがいて

園児、先生方、ご父兄を前にしての送辞
「これからが佳境よ～」「泣かせるわよ～」と一呼吸入れた時、
ピンクのワンピースを着た子が
「あ～～～！」「あ～～～～っ！」と
超デカイ声で、拍手し始め・・・
「誰っ？」と老眼を凝らすと・・・
犯人は、おひーさま

ママが前で何かを話しているのが嬉しかったのか、
「ママ、頑張れ~」だったのか、拍手はますます大きくなり
ひーまま、興ざめ、青ざめ、こばんざめ（←違うだろっ）
気持ちは嬉しかったけれど、完全無視！の対応をさせて頂きました

それが気に入らなかったのか、卒園児達の発表の時も、
後ろを向いて、「ママっ」、「ママ」という感じ
他のお友達はみんな前を向いて発表を見ているのに・・・
「前！」「まえっ！」と小声で真剣に指差ししていた顔が
おもろかったのか、K君のおばあちゃんに吹き出されるわたくし


卒園児達は森の音楽家の曲に合わせて、一人一人が
太鼓やタンバリン、トライアングル、木琴などの演奏をご披露
これが本当に上手
音楽にピッタリ合っているからビックリ
おひーさまも来年の今頃には、ちゃんと演奏できるように
なっているかしら？

まぁ、帰りの会では、初めて独歩で5歩位歩いて、
先生の所に行って、連絡帳を受け取れたことは褒めよう
えらいぞ～
プレ幼稚園は春休みに入るけれど、4月には独歩で登園できるかな？
新しいお友達もたくさん入って来るけれど、先輩として頑張れるかな？
まぁ、風格だけはあるかな？


「昨日の良かった！」
昨日は半年ぶりの大学病院での診察でした。
3歳前ということで、ダウン症児の一部に見られる
首のゆがみを調べてもらいました。レントゲンの
結果は「全く見当たらず！」でした。良かった！！



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