2011年02月13日 23:56
この記事は回顧録です。
都内の大学病院のO医師から、お腹の赤ちゃんの頸部浮腫が厚いため、
染色体異常の中でも、誕生死の可能性の高い13トリソミー、
18トリソミーを指摘されていた
でも、お腹の赤ちゃんが自らの意志で命を閉じるまで、
大切にお腹の中で育もう
手塩にかけて育てることは出来なくても、
お腹の中で大切に育む
そんな人生があってもいいじゃない
その分、マタニティライフを楽しもう
仮に、赤ちゃんが誕生死してしまったら、お名前を付けて、きちんと
供養してくれるお寺に預け、月命日には欠かさずお参りに行こう
そして、その子に天国で会うために、「ママの人生はこうだったよ!」と
胸を張って言える人生を歩んで行こう
そんな風に考えたら、悪阻も少し楽になった気がして、
後におひーさまが生まれることになる市内の病院に転院することが出来た。
初診受付では、紹介状がないため3,150円を支払わなくてはならない旨を
伝えられ、「ちょっと惜しいけど、O医師に書いてもらうくらいなら・・・」と
承諾をして、晴々とした気持ちで産科に向かう。
都内の大学病院と違って、広い待合いには妊婦さんがたくさん座っていて、
「ここの病院なら、満足のいくお産が出来そう」と根拠もなく思う。
しばらくして呼ばれた部屋には、インターンぽい先生がいて、
妊娠からこれまでの経過を色々と訊かれた。
胎児の頸部浮腫が厚いことやO医師から執拗に中絶を強要されたので
転院したい旨を話すと、途中から加わって下さった看護師さんが
「まぁ、そんなことを・・・」と呟いたのを聞き逃さなかった私
ヒアリングが終わって、また待合いで待っていると、悪阻の症状が出て来て
そんな私の状態に気を遣って下さったのか、内診には意外と早く呼ばれた
診察室に入ると、後におひーさまを取りあげて下さることになるI先生が・・・
最近、知ったのだが、このI先生はかなりの名医で、何人もの赤ちゃんや
妊婦さんの命を救って来た方だそうで
本当だったら違う先生の曜日に受診しようと思っていて、
悪阻で行けなかったのも、もしかしておひーさまの仕業?
名医に命を救って貰いたかったんだね・・・
本当に生まれて来たかったんだね・・・
と最近、つくづく思うひーまま
I先生はヒアリングシートを見ながら、開口三番目くらいに・・・
「どんな子でも産みたいと言ってる患者さんに、
中絶を勧める医師なんていない!」と
「仰る通りなんですが、本当に言われ続けたんです!」と反論するも、
問答無用
(これじゃあ、まるで私が嘘をついているみたいじゃない?)
(「正直第一」の私!お腹の赤ちゃんが男の子だったら、
「正直(まさなお)と名付けようと思っているんだから!)
(いくらドMでも、妊婦の間は自分を虐めるようなことしないわ!)
と心の中でたくさん反論しておいたけれど
「まぁ、診てみましょう!」ということで内診を受けると・・・
・確かに頸部浮腫は見られるけれど、O医師が言ったように
7㎜とかのレベルではなく、3㎜強で消えかかっている。
・恐らく、次の診察の時には消えている可能性が高い。
・また、この時期(10週~16週)に浮腫は見られ易い。
・必ずしも頸部浮腫=染色体異常ではない。
という趣旨のことを立て続けに言われ・・・
(同じ患者でも、医師によって、こんなもに診方が違うんだ~)
(セカンドオピニオンって大切だよな~)
などと心の中で思っていると・・・
I先生:「この子、13番でも18番(トリソミー)でもないよ!」
私:「・・・」
(それって、どういうこと?)
(羊水検査も受けていないのに、どうして判るの?)
あまりの驚きの発言に、言葉を返せないでいると、
I先生:「大丈夫ですか~?」
私:「どっ、どうして違うって判るんですか・・・?」
このつづきは次回の記事で!
昼ドラみたいに良い所で切ってしまって、すみません<m(__)m>
「今日のラッキー」
カフェで一人お茶をしていたら、隣の隣の席に、
20代後半位のダウン症と思われるの男性と
お父様が座っていました。帰り際にゴミを
律儀に分別している彼の姿から、
「私も見習わなくちゃ!」と思いました。
ご訪問ありがとうございます<m(__)m>
ランキングに参加しているので、下のバナー
をクリックして頂けると励みになります♪
↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村