2013年03月20日
言葉をどうするか④「バイリンガルなダウン症者」
「言葉をどうするか」シリーズは③で終了予定でしたが、
この話もご紹介しようと思って、④まで書くことにしました
それは先月末に香港ダウン症協会の企画で、
家族参加した長州島(香港の一つの島)ツアーでのこと
20歳は過ぎていると思われるSさんというダウン症の
女性のバイリンガルっぷりに、舌を巻いたわたくし
彼女には10月末のハロウィーンパーティの時に初めて
会って、英語をペラペラ話す姿に本当にビックリしていましたが
(実は、もう一人Jさんという女性もペラペラだったけれど・・・)、
広東語もペラペラだったのです
今回のツアーの目玉は島のお寺の桜見物ということ・・・
「香港の桜って・・・?」も手伝って参加したこともあったのだけれど、
Sさんにもまた会ってみたかったのです
Sさん:「日本の桜は何色なの?」
私:「薄いピンクかしら?」
(桜って、ピンクに決まってるでしょ?)
Sさん「私はね、紫が好きなの。今日も紫を着てるでしょ?」
私:「私も紫が好きよ!」
Sさん:「一緒で嬉しいわ~」
私:「Sさんは学生さんなの?」
Sさん:「いいえ!働いてますよ」
「社会福祉の協会で(福祉作業所のような所?)」
「家からは遠いんだけど、楽しいので通ってます」
私:「何一番楽しいのかしら?」
Sさん:「仲間かな?うん!友達です」
「あっ、遠いといっても、前の所よりは近いです」
確かに、舌足らずな話し方だけれど(←私の発音よりずっときれい)
この間、ず~~~と英語で喋っていて、私の質問にも的確かつ
迅速に答えるのですダウン症者は言葉の面での成長が非常に
ゆっくりと言われているけれど、Sさんは例外?
しかも、お父さんと話す時は、すぐに広東語に切り替わるのです
私:「お譲さんはよく話しますね」
父:「いや~、喋り過ぎなだけですよ~」
Sさん:「誰が?私は話すのが好きなだけ」と広東語で言い返し、
その後、私に英語で訳してくれました
お父さんに、言葉の面でどんな教育をして来たのか?と
とても興味深く聞いたところ・・・
特別なことはしておらず、ただ小学校からは英国の学校ESF
(English School Foundation)に通わせるなど外では英語、
家庭では広東語の生活を徹底してきたらしいのです
なるほど~
ダウン症児には刺激がとても大切と言われているけれど、
もしかしたら、英語広東語、広東語英語といった
切り替えが刺激になって、良い効果を及ぼしたのかな?
Sさんとお父さんとの会話を楽しみながらお寺に到着すると・・・
ガイドさん:「あれが桜です」
(え~っ?あれがですか~)
色は赤に近いピンクで、ひとまわり大きくて梅?という感じ
なんでも、台湾から輸入された品種だとか・・・
香港の人達は嬉しそうに写真をバシバシ撮っているけれど、
私は口がへの字、ひーぱぱは首を振っているし・・・
そこへ、「日本の桜とは違いますかね~?」
と話しかけて来てくれたのは、ダウン症者の弟さん
この方が、香港映画のスターも、真っ青ってな超男前
ランチの時に初めてお見かけしたのだけれど、
円卓のその席だけ、本当に後光がさしてましたぁ~~~
「あっちのテーブルに行きた~い!行きた~い!!」と騒いでいた私
私:「まぁ、違いますけど・・・でも、いいんです」で止まったけれど、
本当はこんな風に続けたかったのです
「日本の桜よりずっと美しい花を見たので」
「それは、あなた」って
男前様の瞳に吸い寄せられながら、そんなことを考えていたら・・・
男前様:「How old?」
私:「えっ、あっ、46!」
男前様:「・・・」
私:「えっ、my daughter? 3 years old」
おバカ丸出しです
男前様が「おいで!」と言う感じで手を差し出してくれて、
抱っこしてもらったおひーさま
(どうぞ!どうぞ~!!って感じで差し出しちゃいました)
(あ~、今だけ、おひーさまになりたい)
なのに、おひーさまはSさんが連れて来たワンワンにご執心
「ワンワンどこ?」って感じでキョロキョロ
Sさんの事例から、刺激がとても大切と確信した私
おひーさまはワンワンから、
私は男前様から、
た~っぷりの幸せと刺激を頂いた一日でした
ツアー中、ず~~~~~っと、このワンワンを追いかけ回し、
ちょっかいを出しまくっていたおひーさま(>_<)
「昨日の感謝」
幼稚園の門を開けると、お友達のAちゃんが
おひーさまの手を取ってくれて、それを見ていた
Bちゃんも、もう片方の手を取って中に入ろうとして
くれました。お友達に感謝だね♪
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この話もご紹介しようと思って、④まで書くことにしました
それは先月末に香港ダウン症協会の企画で、
家族参加した長州島(香港の一つの島)ツアーでのこと
20歳は過ぎていると思われるSさんというダウン症の
女性のバイリンガルっぷりに、舌を巻いたわたくし
彼女には10月末のハロウィーンパーティの時に初めて
会って、英語をペラペラ話す姿に本当にビックリしていましたが
(実は、もう一人Jさんという女性もペラペラだったけれど・・・)、
広東語もペラペラだったのです
今回のツアーの目玉は島のお寺の桜見物ということ・・・
「香港の桜って・・・?」も手伝って参加したこともあったのだけれど、
Sさんにもまた会ってみたかったのです
Sさん:「日本の桜は何色なの?」
私:「薄いピンクかしら?」
(桜って、ピンクに決まってるでしょ?)
Sさん「私はね、紫が好きなの。今日も紫を着てるでしょ?」
私:「私も紫が好きよ!」
Sさん:「一緒で嬉しいわ~」
私:「Sさんは学生さんなの?」
Sさん:「いいえ!働いてますよ」
「社会福祉の協会で(福祉作業所のような所?)」
「家からは遠いんだけど、楽しいので通ってます」
私:「何一番楽しいのかしら?」
Sさん:「仲間かな?うん!友達です」
「あっ、遠いといっても、前の所よりは近いです」
確かに、舌足らずな話し方だけれど(←私の発音よりずっときれい)
この間、ず~~~と英語で喋っていて、私の質問にも的確かつ
迅速に答えるのですダウン症者は言葉の面での成長が非常に
ゆっくりと言われているけれど、Sさんは例外?
しかも、お父さんと話す時は、すぐに広東語に切り替わるのです
私:「お譲さんはよく話しますね」
父:「いや~、喋り過ぎなだけですよ~」
Sさん:「誰が?私は話すのが好きなだけ」と広東語で言い返し、
その後、私に英語で訳してくれました
お父さんに、言葉の面でどんな教育をして来たのか?と
とても興味深く聞いたところ・・・
特別なことはしておらず、ただ小学校からは英国の学校ESF
(English School Foundation)に通わせるなど外では英語、
家庭では広東語の生活を徹底してきたらしいのです
なるほど~
ダウン症児には刺激がとても大切と言われているけれど、
もしかしたら、英語広東語、広東語英語といった
切り替えが刺激になって、良い効果を及ぼしたのかな?
Sさんとお父さんとの会話を楽しみながらお寺に到着すると・・・
ガイドさん:「あれが桜です」
(え~っ?あれがですか~)
色は赤に近いピンクで、ひとまわり大きくて梅?という感じ
なんでも、台湾から輸入された品種だとか・・・
香港の人達は嬉しそうに写真をバシバシ撮っているけれど、
私は口がへの字、ひーぱぱは首を振っているし・・・
そこへ、「日本の桜とは違いますかね~?」
と話しかけて来てくれたのは、ダウン症者の弟さん
この方が、香港映画のスターも、真っ青ってな超男前
ランチの時に初めてお見かけしたのだけれど、
円卓のその席だけ、本当に後光がさしてましたぁ~~~
「あっちのテーブルに行きた~い!行きた~い!!」と騒いでいた私
私:「まぁ、違いますけど・・・でも、いいんです」で止まったけれど、
本当はこんな風に続けたかったのです
「日本の桜よりずっと美しい花を見たので」
「それは、あなた」って
男前様の瞳に吸い寄せられながら、そんなことを考えていたら・・・
男前様:「How old?」
私:「えっ、あっ、46!」
男前様:「・・・」
私:「えっ、my daughter? 3 years old」
おバカ丸出しです
男前様が「おいで!」と言う感じで手を差し出してくれて、
抱っこしてもらったおひーさま
(どうぞ!どうぞ~!!って感じで差し出しちゃいました)
(あ~、今だけ、おひーさまになりたい)
なのに、おひーさまはSさんが連れて来たワンワンにご執心
「ワンワンどこ?」って感じでキョロキョロ
Sさんの事例から、刺激がとても大切と確信した私
おひーさまはワンワンから、
私は男前様から、
た~っぷりの幸せと刺激を頂いた一日でした
ツアー中、ず~~~~~っと、このワンワンを追いかけ回し、
ちょっかいを出しまくっていたおひーさま(>_<)
「昨日の感謝」
幼稚園の門を開けると、お友達のAちゃんが
おひーさまの手を取ってくれて、それを見ていた
Bちゃんも、もう片方の手を取って中に入ろうとして
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Posted by ひーまま (陽満々) at 23:55│Comments(0)
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