2011年02月21日
普通学級への就学という選択
この時期は、障がいを持つお子さんの就学先に悩まれる
親御さんも多いかと思われます
1歳9カ月の娘の母である私には、未だピンとこない点も多いのですが、
めぐままさんという方が就学に関して、とても貴重なコメントを下さいました
めぐままさんは昨年、ダウン症の娘さんを普通学級に就学させました。
その選択をされるまでの考えや担任の先生との関係など、経験された方
でないと分からない内容のコメントです
コメント覧ではもったいない内容なので、めぐままさんから了解を
頂いて、記事という形で取り上げさせて頂きました。
めぐままさんも、一人でも多くの方の参考になったら嬉しい
とのことです
以下、コメントの全文です
支援級判定で娘を昨年4月に普通級に入れました。
娘の発達状況を見ながら、普通級で大勢の子どもと
育ち合えるのではないかと思い、また判定された支援級で
娘の何を伸ばせるかを考え、支援級で得られるもの、
得られないものと、普通級で得られるもの、
失うかもしれないものを考えて結果普通級を選択しました。
一時期は手厚い支援のある支援校も真剣に考え、
見学に行き先生とも子どもも交えて面談もしました。
そこで充分伸ばしてくれるであろう娘に合った学力
というものもかなり魅力的でしたが・・・
支援級判定なので、普通級では支援員はつかないと教育委員会に宣言され、
校長にも当初は付添も迫られそうになりこちらも構えてしまったので、
今、思えば当初はギクシャクしたスタートでした。
担任も障がいのある子どもの担任の経験がないということで、
とても不安だったんだと思います。
娘や自分だけが大変と思っていましたが、
先生も不安なんだということに思いが至りませんでした。
そんなことでかなり私自身がへこむ時期がありましたが、
11/3講演の片桐先生にめぐり合うことができ、
また多くのママ仲間にも励まされ乗り越えて現在に至っています。
その間に週1日パートが休みの日に娘に付き添うことになったのですが、
それ以外にも週末にも学校に通い担任や相談窓口の保健室の先生、
特別支援教育コーディネーターの先生とお話しすることで、
お互いの気持ちが近くなったのか、学校全体で娘を理解してくれる
雰囲気がますます強くなりました。
もともと校長以外はできる限り「娘が楽しく学校に通えるように」します
と言ってはくれていたのですが、特に担任の娘への理解が特に深まり、
信頼関係ができたような気がします。
もうすぐ2年生になりますが是非担任を持ちあがってもらいたいと
思えるようになりました。夏休み前に思い悩んでいた時とは大違いです。
学校に対してはこちらの気持ちを丁寧に伝えることが大切だと思います。
何故障がいがある子どもの親だけが特別なことをしなければいけないんだろうと
思っていましたが、現状ではシステムが整っていない過渡期(であると思いたい)
なので、それを変えるための活動としては致し方ないことなのだと思えるようになりました。
ここを通らなければきっと変えられないのだろうと。
我が子が、我が子に続く子どもたちのためにも、今私ができることの1つなんだと思います。
そして、この親の思いを集めて行政のシステムを変えるために発信し続けたいと思います。
2年生に進級するにあたって教育委員会との面談もありますが、
そこでも娘の現状をしっかり見ていただき、こちらの思いもまた伝えていきます。
めぐままさん
貴重なコメントを本当にありがとうございました<m(__)m>
「今日の幸」
今日のPTでおひーさまが初めての一歩を!
もちろん、PTさんに支えられてのことだけれど、
自分の力で右足と左足を交互に出せて、
ちょっと感動モード!!
ご訪問ありがとうございます<m(__)m>
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親御さんも多いかと思われます
1歳9カ月の娘の母である私には、未だピンとこない点も多いのですが、
めぐままさんという方が就学に関して、とても貴重なコメントを下さいました
めぐままさんは昨年、ダウン症の娘さんを普通学級に就学させました。
その選択をされるまでの考えや担任の先生との関係など、経験された方
でないと分からない内容のコメントです
コメント覧ではもったいない内容なので、めぐままさんから了解を
頂いて、記事という形で取り上げさせて頂きました。
めぐままさんも、一人でも多くの方の参考になったら嬉しい
とのことです
以下、コメントの全文です
支援級判定で娘を昨年4月に普通級に入れました。
娘の発達状況を見ながら、普通級で大勢の子どもと
育ち合えるのではないかと思い、また判定された支援級で
娘の何を伸ばせるかを考え、支援級で得られるもの、
得られないものと、普通級で得られるもの、
失うかもしれないものを考えて結果普通級を選択しました。
一時期は手厚い支援のある支援校も真剣に考え、
見学に行き先生とも子どもも交えて面談もしました。
そこで充分伸ばしてくれるであろう娘に合った学力
というものもかなり魅力的でしたが・・・
支援級判定なので、普通級では支援員はつかないと教育委員会に宣言され、
校長にも当初は付添も迫られそうになりこちらも構えてしまったので、
今、思えば当初はギクシャクしたスタートでした。
担任も障がいのある子どもの担任の経験がないということで、
とても不安だったんだと思います。
娘や自分だけが大変と思っていましたが、
先生も不安なんだということに思いが至りませんでした。
そんなことでかなり私自身がへこむ時期がありましたが、
11/3講演の片桐先生にめぐり合うことができ、
また多くのママ仲間にも励まされ乗り越えて現在に至っています。
その間に週1日パートが休みの日に娘に付き添うことになったのですが、
それ以外にも週末にも学校に通い担任や相談窓口の保健室の先生、
特別支援教育コーディネーターの先生とお話しすることで、
お互いの気持ちが近くなったのか、学校全体で娘を理解してくれる
雰囲気がますます強くなりました。
もともと校長以外はできる限り「娘が楽しく学校に通えるように」します
と言ってはくれていたのですが、特に担任の娘への理解が特に深まり、
信頼関係ができたような気がします。
もうすぐ2年生になりますが是非担任を持ちあがってもらいたいと
思えるようになりました。夏休み前に思い悩んでいた時とは大違いです。
学校に対してはこちらの気持ちを丁寧に伝えることが大切だと思います。
何故障がいがある子どもの親だけが特別なことをしなければいけないんだろうと
思っていましたが、現状ではシステムが整っていない過渡期(であると思いたい)
なので、それを変えるための活動としては致し方ないことなのだと思えるようになりました。
ここを通らなければきっと変えられないのだろうと。
我が子が、我が子に続く子どもたちのためにも、今私ができることの1つなんだと思います。
そして、この親の思いを集めて行政のシステムを変えるために発信し続けたいと思います。
2年生に進級するにあたって教育委員会との面談もありますが、
そこでも娘の現状をしっかり見ていただき、こちらの思いもまた伝えていきます。
めぐままさん
貴重なコメントを本当にありがとうございました<m(__)m>
「今日の幸」
今日のPTでおひーさまが初めての一歩を!
もちろん、PTさんに支えられてのことだけれど、
自分の力で右足と左足を交互に出せて、
ちょっと感動モード!!
ご訪問ありがとうございます<m(__)m>
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Posted by ひーまま (陽満々) at 23:55│Comments(6)
│ダウン症児育児お役立ち情報
この記事へのコメント
おばちゃま女子会カッチェルのシンシアです。
今夜は再会できて嬉しかったデス。
あなたが、発表している時、シンシアの頭の中に漢字が浮かびました。
「凛」
という字。
以前お話した時より、「凛」さ
が増しているように思えました。
「凛さ」なんて日本語ないでしょうけど、凛としたたたずまいを名詞にしました。
そしてもう1つ感じたのは、母の強さ。
お会いした事はないけど、あなたのご両親まで何となく脳裏に浮かびました。
昨日、次女のお墓参りにいったせいで、お線香の匂いが残っていたかもしれません。あなたに今日会えて本当に良かった。
どうぞ、お子さんを大切に慈しんでお育て下さいね。
シンシアが言うまでもないけど。
ではまたどこかでお会いできますように♪
そうそう、ブログについてアドバイスを頂きありがとうございます。
さすが、人気ブロガー!
今後あなたをお師匠さん(おっしょさん)と呼ばさせてもらいます(笑)
今夜は再会できて嬉しかったデス。
あなたが、発表している時、シンシアの頭の中に漢字が浮かびました。
「凛」
という字。
以前お話した時より、「凛」さ
が増しているように思えました。
「凛さ」なんて日本語ないでしょうけど、凛としたたたずまいを名詞にしました。
そしてもう1つ感じたのは、母の強さ。
お会いした事はないけど、あなたのご両親まで何となく脳裏に浮かびました。
昨日、次女のお墓参りにいったせいで、お線香の匂いが残っていたかもしれません。あなたに今日会えて本当に良かった。
どうぞ、お子さんを大切に慈しんでお育て下さいね。
シンシアが言うまでもないけど。
ではまたどこかでお会いできますように♪
そうそう、ブログについてアドバイスを頂きありがとうございます。
さすが、人気ブロガー!
今後あなたをお師匠さん(おっしょさん)と呼ばさせてもらいます(笑)
Posted by 女性おひとり参加限定食事会シンシア at 2011年02月22日 00:12
ひーままさん、
昨日はお話をいただきありがとうございます。
大変参考になりました。
ブログの発信方法としては、
日本ブログ村からのアクセスが90%でしたか?
やはり絞込みがポイントなのですね。
今後ともよろしくお願い致します。
昨日はお話をいただきありがとうございます。
大変参考になりました。
ブログの発信方法としては、
日本ブログ村からのアクセスが90%でしたか?
やはり絞込みがポイントなのですね。
今後ともよろしくお願い致します。
Posted by すこや at 2011年02月22日 10:00
シンシアさん。
「凛」ですか・・・?
好きな言葉ですが、私には似つかわしくないような・・・
「りんさ」ではなく、「チ~ンさっ!」かな?と(笑)
「おっしょさん」だなんて・・・
「凛」だの「おっしょさん」だの、
ドMには非常にしんどいお言葉(汗)
過呼吸で苦しくなってきました(>_<)
でも、私も再開できて嬉しかったですよ♪
いつかカッチェルに参加したいです☆
「凛」ですか・・・?
好きな言葉ですが、私には似つかわしくないような・・・
「りんさ」ではなく、「チ~ンさっ!」かな?と(笑)
「おっしょさん」だなんて・・・
「凛」だの「おっしょさん」だの、
ドMには非常にしんどいお言葉(汗)
過呼吸で苦しくなってきました(>_<)
でも、私も再開できて嬉しかったですよ♪
いつかカッチェルに参加したいです☆
Posted by ひーまま at 2011年02月23日 02:37
すこやさん。
昨日はトップブロガーとしてご紹介下さってありがとうございました。
でも、時間が極めて少なく、伝えたいことを十分に話せず・・・
仕事柄、色々な所で話して来ましたが、昨日は、こんなに
早く話したことない!ってくらいのスピードで話しました(汗)
また、多くの方が御出席下さったのに、鼻づまりがひどく、
かなり聴きづらかったのではないか?と思っております。
また、機会がありましたら、是非、ゆっくりお話させて
頂きたいです。
こちらこそ今後とも、よろしくお願い致します<m(__)m>
昨日はトップブロガーとしてご紹介下さってありがとうございました。
でも、時間が極めて少なく、伝えたいことを十分に話せず・・・
仕事柄、色々な所で話して来ましたが、昨日は、こんなに
早く話したことない!ってくらいのスピードで話しました(汗)
また、多くの方が御出席下さったのに、鼻づまりがひどく、
かなり聴きづらかったのではないか?と思っております。
また、機会がありましたら、是非、ゆっくりお話させて
頂きたいです。
こちらこそ今後とも、よろしくお願い致します<m(__)m>
Posted by ひーまま at 2011年02月23日 02:44
普通級か支援級か支援学校か。
選択の時には皆さんが悩むところですね。
以前私のブログにも書いたのですが、選択の際には是非「籍で選ばないでほしい」とおもっています。それはつまり、「自治体・学校による違いが激しいのでよくみてほしい」「子どもの性格と力にあったところを選んでほしい」ということです。
特にひーままさんと私の住む地域の場合は今のところかなり柔軟に対応しています。
普通級にいるメリットを、支援級にいながら受け取ることができると感じています。
全国の状況を聞いていると、残念ながら全く交流がない、交流に行っても座席は教室の隅、名簿に名前が載っていないという地域がまだまだあるのが現状です。
しかし、私たちの地域の場合これらはすでに普通のこととして行われていることが多いです。
すると戦って?普通級に入れる意味もうすいような気がしています。
場合によってはかえって、その子の学習を保障する機会も奪うような気もします。
障害があろうとなかろうと、子どもは「やった!できた!わかった!」は楽しいのです。自信になるのです。それが生きる力に変わっていきます。
支援級で自信をつけて交流を増やしていったというほかの障害のお母さんの話も聞いたことがあります。
大事なのは、そこで何を身につけさせたいのか、そのためにはどのように学校を活用していくのか、ということを親がしっかり考え、お願いするところはお願いしていくことだと学校生活4年を終了しようとしている私は感じています。
選択の時には皆さんが悩むところですね。
以前私のブログにも書いたのですが、選択の際には是非「籍で選ばないでほしい」とおもっています。それはつまり、「自治体・学校による違いが激しいのでよくみてほしい」「子どもの性格と力にあったところを選んでほしい」ということです。
特にひーままさんと私の住む地域の場合は今のところかなり柔軟に対応しています。
普通級にいるメリットを、支援級にいながら受け取ることができると感じています。
全国の状況を聞いていると、残念ながら全く交流がない、交流に行っても座席は教室の隅、名簿に名前が載っていないという地域がまだまだあるのが現状です。
しかし、私たちの地域の場合これらはすでに普通のこととして行われていることが多いです。
すると戦って?普通級に入れる意味もうすいような気がしています。
場合によってはかえって、その子の学習を保障する機会も奪うような気もします。
障害があろうとなかろうと、子どもは「やった!できた!わかった!」は楽しいのです。自信になるのです。それが生きる力に変わっていきます。
支援級で自信をつけて交流を増やしていったというほかの障害のお母さんの話も聞いたことがあります。
大事なのは、そこで何を身につけさせたいのか、そのためにはどのように学校を活用していくのか、ということを親がしっかり考え、お願いするところはお願いしていくことだと学校生活4年を終了しようとしている私は感じています。
Posted by Masami at 2011年02月23日 08:14
Masamiさん。
コメントをありがとうございます<m(__)m>
「籍で選ばないでほしい」
→本当にそう思います。おひーさまが就学する時は
また学校側のシステムが変わっているかもしれませんが、
この姿勢だけは大切にしたいと思います。
「子供に何を身につけさせたいのか・・・」
→これは毎日のように考えることですね。
その内容次第で、就学の状態も違って来るように思います。
私達の地域のシステムは良いというお話を聞くのですが、
まだ時間があるので、色々と情報を集めて行きたいと
思っています。ただ夫が転勤族なため、ここにいつまで
住んでいられるのかな?という一抹の不安が・・・(>_<)
そのために色々な自治体の状態を知っておく
必要がありますし、日本全国、何処に行っても
同じ学校生活を送れる状態になっていて欲しいな
と願っています。でも、転勤先が日本とは限らない
という頭痛の種のあり・・・(>_<)
また、就学に関する記事を書くと思うので、
是非、また貴重なご意見を頂ければ幸いです☆
コメントをありがとうございます<m(__)m>
「籍で選ばないでほしい」
→本当にそう思います。おひーさまが就学する時は
また学校側のシステムが変わっているかもしれませんが、
この姿勢だけは大切にしたいと思います。
「子供に何を身につけさせたいのか・・・」
→これは毎日のように考えることですね。
その内容次第で、就学の状態も違って来るように思います。
私達の地域のシステムは良いというお話を聞くのですが、
まだ時間があるので、色々と情報を集めて行きたいと
思っています。ただ夫が転勤族なため、ここにいつまで
住んでいられるのかな?という一抹の不安が・・・(>_<)
そのために色々な自治体の状態を知っておく
必要がありますし、日本全国、何処に行っても
同じ学校生活を送れる状態になっていて欲しいな
と願っています。でも、転勤先が日本とは限らない
という頭痛の種のあり・・・(>_<)
また、就学に関する記事を書くと思うので、
是非、また貴重なご意見を頂ければ幸いです☆
Posted by ひーまま at 2011年02月26日 00:55
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