2010年07月03日
太陽政策
今日はダウン症児専門クリニックでの診察日でした。
先生はおひーさまを少し診察しただけで、
「この子は強制されるのが本当に嫌なので、
無理に行うのではなく、温かく見守りましょう!」
と言い出す…
(理解できないんですけど…)というひーままに対して、
「例えば、歩行訓練でも無理やり歩行器に足を入れると、
返ってやらなくなる」
「相手からの指示を勝負事のように受け取って、
やらされた感=敗北のように受け取る」
「逆に、自分で納得してやり出すと、パパっとできる
ようになるタイプです」
と断言
「ど~して断言できるのですか?」ではない
それって、ひーままのことなんですけど…。
「ど~して、私のこと分かるんですか」なのです。
本当に納得できないことをやらされると、敗北感を感じます。
顔だけじゃなくて、性格までひーまま似ですか~?
恐るべき遺伝子
また、先生は「北風と太陽の太陽で行きましょう!」とも。
それって、ひーぱぱとの関係を表現する時に使っているんですけど…。
例えば、連絡も寄こさず午前様で帰宅するひーぱぱ。
当然、烈火のごとく怒っているひーまま
マグマ大使か!火を吐くゴジラか~!状態で…。
眼光鋭く、身振り手振りは100倍速で説教しまくる
しばらくすると、「プッ!」「プッ!」って拭きだすひーぱぱ。
(笑う所じゃないでしょ!!)のひーままに対して、
「いや~、かあちゃんの怒った顔が面白くてさ~!」って
想定外の発言に怒る気をなくして行くひーまま
自然鎮火して行ったというか…
「付き合いなんだから仕方ないじゃないか~!」とか言われると、
「北風」に感じて、ますますマグマ大使化する所なんだけど…。
でも、「顔が面白い」とか言われると、「えっ?」と思って…。
これって、たぶん、ひーぱぱの「太陽政策」なんだと思います。
ひーままがマグマ大使になると、必ず「太陽」をやっています。
クリニックでは、念のためお座りの練習をした途端、
「うぎゃ~!う~!あ~ん」と泣き出すおひーさま
確かに、「これからは太陽政策だ~!」
と、決意を新たに診察室を出ると、5歳のダウン症児のお兄ちゃんがいて。
「あっ、赤ちゃん」と言いながら、おひーさまをハグしてくれて
おひーさまを抱っこしていたひーままもハグしてもらった感じで…。
ダウン症児のママって、こういう時にお得
今日は、お兄ちゃんを太陽のように感じるひーままでした。